明日に架ける橋

易のこと、音楽のこと、クルマのこと、その時どきの話題など、まぁ、気が向くままに書いています。

左足ブレーキのススメ

近年は運転ミスによる事故のニュースをよく聞く。
その中に、ブレーキとアクセルを踏み間違えて急発進しての事故がある。
なぜ、ブレーキとアクセルを踏み間違えるのだろうか?
これはペダルの位置に問題があるように思う。

一般に、オートマ車の場合、右足でアクセルとブレーキを踏むことになっている。
だから踏み間違えが起きるのだ。
アクセルとブレーキが、同じ足で同じ動作をすることが問題なのだ。

電車の運転の場合、左手加速、右手ブレーキ、
あるいはレバーを前に倒すとブレーキ、手前に引くと加速、
というように、加速(アクセル)とブレーキの動作を扱う手が違うか、動作の向きが違うのだ。
だから電車の運転士は加速とブレーキを間違えない。

とすると、
右足アクセル、左足ブレーキにすれば、動作を扱う足が異なることで、
ブレーキをかけようとしてアクセルを踏むことはないはずだ。

ドイツ車はそう考えているような雰囲気がある。
そんなに多くのドイツ車に乗ったわけではないが、
ベンツ、ワーゲン、オペルなどの右ハンドル・オートマ車は、
アクセルペダルの右側に足を置ける空間がある。
左足でブレーキを踏むときは、そのアクセルペダルの右側の空間に右足を置く。
そうすると違和感なく左足でブレーキを踏める。

ところが日本車は、アクセルペダルの右にそんな空間はない。
右足をアクセルペダルから離して、左足でブレーキを踏もうとすると、
どうしても右足の持って行き場がない。
嫌でも右足でブレーキペダルも踏め、という構造なのだ。

右足でアクセルとブレーキ両方を操作すれば、間違いも起こりやすい。
なぜ日本車は左足ブレーキを推奨し、
左足でブレーキを踏むのに違和感のない構造にしないのだろうか?

そもそも私は免許を取得したときから、
オートマ車は右足アクセル、左足ブレーキで乗っている。
教習所では、右足でブレーキを踏むように言われたが、免許を取ってからは無視した。
自分で運転してみて、ブレーキは左足のほうが踏みやすかったのだ。

その上、たまたま買った軽自動車のスズキ・アルトのオートマ車が、
タイヤハウスが室内にせり出していて、そこが丁度よい右足置き場になっていた。
そのタイヤハウスのぶん、アクセルペダルもブレーキペダルも左に寄っていて、
ブレーキペダルは左足で踏むのに丁度よい位置にあった。
右足で踏もうとすると、運転姿勢をやや左に傾けないと辛い。
そんなことで右足アクセル、左足ブレーキが普通になった。
もちろんマニュアルを運転するときは、右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチだ。
足の動作で、マニュアルとオートマで混乱することはない。

しかし日本のお役所的には、こういう乗り方は好ましくないらしい。
オートマは右足でアクセルとブレーキを踏むものと考えているらしい。
だから国産車でタイヤハウスが室内にせり出していない普通の車は、
アクセルペダルの右側に右足を置く空間がなく、
ブレーキペダルの位置も右寄りになっていて、左足で踏みづらくできている。

そんなわけで私は、
左足でブレーキを踏むことを考慮して造られているドイツ車が好きだ。

ともあれ、
右足アクセル、左足ブレーキを普及し、
日本車もドイツ車のようなペダル配置にするべきではないだろうか。
そうすればブレーキとアクセルの踏み間違え事故はなくなると思うのだが・・・。



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