明日に架ける橋

易のこと、音楽のこと、クルマのこと、その時どきの話題など、まぁ、気が向くままに書いています。

最低ランクの『聖書と易学』

久しぶりにアマゾンの私の著書
聖書と易学―キリスト教二千年の封印を解く聖書と易学―キリスト教二千年の封印を解く
(2005/04)
水上 薫

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のページを覗いたら、
カスタマーレビューに、次のような書き込みがあった。

★☆☆☆☆ とんでも本にはなんでもあり 2012/5/19
By チヨコ
形式:単行本
 聖書を理解している人が書いた本なのだろうか。
 易学をきちんと勉強した人が書いた本なのだろうか。
 つなげれば、本が売れる時代なのだ。
 もう少し真面目に出版会もやってもらいたいものだ。

まあ、そう思う人もいるでしょう。

しかし、この場を借りて、一応、説明しておこう。

① 聖書を理解している人が書いた本なのだろうか。

そもそも私の聖書に対する理解度は、キリスト教関係者に言わせれば、最低らしい。
神の霊感を信じつつ、教会の指示どおりに聖書をきちんと読んでこそ、
初めて聖書は理解できるのだとか。
私のように、信仰心を持たず、ただの古典文学のひとつとして認識し、
他の文献などと比較しながら読むようなことは、決してやってはいけないらしい。

聖書の中の矛盾を指摘したり、
聖書が書かれるより前の時代の文献に似た話があるけど?
なんてことは、考えてはいけないらしい。
不思議な数字の意味を探ることもご法度のようだ。

すべて神の意思として受け入れ、疑問を抱かず、
ひたすら神に祈りながら読むことが、聖書を理解することらしい。

その意味では、私は聖書を理解せずに、この本を書いた。
いや、理解していないからこそ、こういう本を書けたのだ。


② 易学をきちんと勉強した人が書いた本なのだろうか。

易を知らなくても読めるように工夫したわけだが、
そのために、伝統的な堅苦しい書き方をある程度犠牲にしたので、
多少なりとも易の知識がある人の中には、不真面目に映る場合もあったかもしれない。
それでも、私のサイトやこのブログを開けば、私の易に対する理解度はわかると思うが、
残念ながらあの本に書いてあるURLは、サーバーの都合で、もう閉鎖されたからなぁ・・・。
まあ、私の名前でググれば、現在の私のサイトにたどり着けるが、
レビューを書くためだけに、そんなことするのは面倒なのだろう。


③ つなげれば、本が売れる時代なのだ。
  もう少し真面目に出版会もやってもらいたいものだ。

実は、この本を出すことは、出版社としてもかなり勇気が必要だった。

日本の神話については、どんな批判的な内容でも面白ければ話題になるが、
キリスト教を批判する内容は、得てしてマスコミが敬遠するのだ。

言うなれば、今の日本のマスメディアは、キリスト教は神聖にして犯すべからず、なのだ。

したがって、この本のような内容は、どこの出版社も手を出したくないのが実情なのだ。
出版社が本を売って儲けを出すためにはマスコミの協力が必要なのだ。
ただ本を出して、書店に並べても、なかなか売れない。

そのような状況の中、縁あって、男気ある五月書房さんから、出版の話を頂いた。

売れることだけを考えるのなら、もっとお気楽な内容の本を出す。
キリスト教を批判的に扱うと、何かとやりにくいけど、
この本には、これまで私たちが気づかなかったとても大事なことが書いてあるから、
なんとか世に出したい、
と、社長さんは仰って下さった。

そして、出版にこぎつけたのだ。
したがって、つなげれば売れる、という発想の本では決してない。

以上、レビューに対する応答でした。

まあ、レビューを書いた人がこのブログを読むことはないかな?


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