
平成29年10月15日
衆議院選挙の世論調査によると、自民党優勢なのだとか。希望の党は腰砕けなカンジだし、
立憲民主党も熱烈な支持者だけが盛り上がっているだけで、
国民全体から観ると、思ったほど人気はないようだ。
その様子を受けて、ある人が言っていた。
リベラルが躍進したら株価が下がり金融資産が目減りする。
それが嫌で自民党を支持する人が多いのではないか…。
昭和の頃のように定期預金の金利が年5%程度あれば、
金融商品に手を出す人は限られていたけど、
今は年5%資産を増やしたければ、
銀行や証券会社の勧誘のままにリスク覚悟で投資信託とかを買うか、
株式投資をしないとダメなわけだ。
そのため今はかなり多くの人が金融商品を持っている。
そういう人たちにしてみれば、よりリスクを少なくしたいと思うのが普通だ。
わざわざ自分の金融資産が目減りする可能性を大きくしようとは、
なかなか考えないはずだ。
普通に生活している分には、アベノミクスで景気がよくなった実感はないが、
民主党時代に低迷していた日経平均は、着実に上がり続けた。
その結果、この数年間は投資信託も利益が出て、それなりの配当を受けられた。
しかしリベラルの勢力が拡大すれば、その上昇ムードに水を差し、
損をすることも覚悟しなくてはいけない…、
と思うのが自然ではないだろうか?
もちろん株価の上下は天災や世界情勢も影響するので、
自民党が勝ったから安泰というわけではないのだが…。
世の中は難しい…。


