平成28年7月10日
先日、とある会合で居酒屋に行った。
どこにでもあるような海鮮をメインにしたチェーン店だった。
幹事さんは、飲めない私のためにと、メニューの中ら鯵寿司を注文してくれた。
綺麗に盛り付けられていて食欲をそそられた。
ところが、ひと口食べて違和感が。
何やら消毒薬のような妙な、でもどこかで食べた味・・・。
思い出したのはスーパーの鯵や鰯なんかの刺身パックについている袋入りのおろし生姜だ。
鮮度を保つためにいろいろと添加物を混ぜているせいで、なんか変な味のするアレだ。
あるいはチューブのおろし生姜の味といったところか。
とにかくその不味いおろし生姜のせいで、せっかくの鯵の味が台無しになった。
海鮮をウリにしているのにそんなもので金を取って客に出すなんて・・・。
仕方なく、残りの鯵寿司は、上に載っているおろし生姜をよけて食べた。
チェーン店の居酒屋なんて所詮そんなものなのかな?
一緒に居た人は、酔いが回って味覚が鈍感になっていたのか、気にせず食べていたが・・・。
あるいは普通の人はそれを美味しいと感じるのかな?
今や合成添加物によって加工された味に慣れてないと生きていけないのかも。
ちなみに私の場合、ワサビとカラシはチューブのでも平気だが、
生姜とニンニクはちゃんとその場でおろしたのでないと不味いと感じてしまう。
だから刺身のパックなどについている小袋はそのまま捨てて、自分でおろし金でおろす。
ついでに言うと、納豆のタレもとんでもなく不味いから、そのまま捨てて、醤油で食べる。
時代の味覚についていけない私。
困ったものだ・・・。