平成26年12月5日
また年末がやってきた。
イルミネーションがあちらこちらで点灯している。
まるで原発再稼働を願って、電気の無駄遣いをしているかのようだ。
クリスマス商戦なんていう言葉もあちらこちらで耳にする。
なんで非キリスト教国でありながら、そんなことをするのだろうか。
クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う日である。
キリスト教徒以外にとっては、関係のないことである。
ましてキリスト教は、日本の伝統的価値観から言えば邪教である。
としても、歴史の教科書の記述のとおりイエス・キリストを実在の人物だと信じる人は、
何も知らない子供のように、平然と西洋人と一緒に、
「メリークリスマス」なんて叫んで浮かれていられるのかもしれない。
しかし、架空の人物だと考える人も少なくないし、そう考えれば、不愉快極まりないものだ。
私もそのひとりだ。
正しい歴史認識ということがよく言われるが、ヨーロッパの古代史を正しく検証しようという考えは、
今のマスコミにもアカデミズムにもないらしい。
だから一般にはなかなか普及しないが、どう考えてもイエス・キリストは架空の人物なのである。
かれこれ十年くらい前に、私はそのことを本にまとめた。
内容は、
キリスト教は古代中国思想をリメイクして作った宗教であって、イエス・キリストは架空の人物、
クリスマスの日付と西暦元年とユダヤ暦元年は、
日本の皇紀元年と同じ辛酉革命理論に基づいて机上で算出した架空の年代、
聖書の中の数々の不思議な数字の記述は中国古来からの易の理論を使った方程式で、
その方程式を解けば、聖書が中国思想のリメイクだとわかるようになっていた、
といったことを、書いている。
易をそこそこ知っている人が聖書を熟読すれば気がつくことだが、
易に興味がある人はあまり聖書に興味を示さず、
逆に聖書に興味がある人は易に興味を示さない、
ということもあってか、これまで誰も指摘しなかったようだ。
そこで、歴史の真実に光を与えるために、是非多くの人に、このことを知ってほしい、
という願いを込めて書いた本だ。
よろしければ、ご一読ください。
もう一度書きます。
イエス・キリストは架空の人物です。
西洋キリスト教徒に付和雷同してイルミネーションやバカ騒ぎで浮かれることは、
非キリスト教徒の日本人としては、とても恥ずかしいことではないでしょうか?
それとも、日本人は劣等民族だから、優秀な西洋白人に阿り諂いして、
わけもわからずひたらす模倣して喜んでいればそれでよいのだ、
ということでしょうか?
それでは悲しすぎるけど・・・。