
平成24年11月28日
もうすぐ12月、今年もあと少し。
夕暮れの街では、例年のようにイルミネーションが輝いている。
「わぁ、きれい!」って言う人もいれば、
「この省エネが大事なときに、なんでそんなムダなエネルギーを使うんだ」
と、眉を顰める人もいる。
原発が停止してから、火力発電がその代替をしているわけで、
CO2排出削減も棚上げにされて来た。
このまま火力発電に依存して、電力を浪費してよいのだろうか。
私は、少しでも省エネを心がけるべきだと思う。
電球をLEDにしたから省エネです、とは言えないだろう。
風力発電や、昼間、太陽光発電で蓄電し、
その電力だけでイルミネーションを点灯しているのなら、
まあ納得できるが、
そんなことやってるのはほとんどないだろう。
地球環境を考えると、
イルミネーションだけではなく、
昨年の計画停電の頃のように、
街灯もある程度消すべきではないだろうか。
ついでにテレビ放送も減らし、
電車の本数も減らして・・・。
でも、
環境問題を真剣に考える人なんてほとんどいなくて、
原発はダメだけどCO2排出量はどんどん増えてもかまわない、
と多くの人は考えているんだろうなぁ。
イルミネーションに飾られた街を歩くと、ついそんなことが頭を過ぎる・・・。


