
平成23年9月2日
いつの間にか九月になった。今年の夏は、電力不足による節電で、普段の夏より暑さが堪えた。
普段の夏は、暑い炎天下を歩いていても、
電車に乗ったり、どこぞのお店に入ると、
冷房が利いていて、ホッとしたものだ。
冷房で生き返った。
しかし今年は、暑い中を歩いて汗ダラダラで電車に乗ったり、どこぞのお店に入っても、
あまり冷房が利いていなくて、余計に疲れたみたいなことがよくあった。
だからなのか、今年の夏はバテた。
現在点検などで停止中の原発を再稼動させるのは怖いが、
そろそろ怖がってばかりはいられないようにも思う。
自然エネルギーや従来の火力、水力だけでは足りない。
快適な生活を維持するためには、やはり原発は必要だ。
で、思ったのだが、今より安全な原発ができればよいのだ。
地震が来ても、津波が来ても平気な原発を造ればよいのだ。
と、頭を過ぎったのは、米軍の原子力空母・・・そうか!
原発船をたくさん造ればよいのだ!
原発船を沿岸から1kmくらいの洋上に停泊させて、発電した電気を長いケーブルで陸地に運ぶ。
沖合いに停泊している船なら、地震や津波も乗り切れるはずだ。
かつて日本には「むつ」という原子力の実験船があり、
故障ばかりしていて、原子力船の開発はやめてしまった。
昔のことだから技術的にダメだったのだろう。
しかし、今なら、そんなトラブルを起こさない原子力船を造れるのではないだろうか?
アメリカやロシアの原子力船は、世界中の海を航行している。
ま、私は原子力について、ほとんど知らないに等しいので、
小型の原発船をたくさん造るなんて、コスト的にも不可能なのかもしれない。
でも、陸地で原発をやるよりは、安全なように思う。
本音を言えば、
原子力に代わる実用可能な新エネルギーが開発されることが一番だが・・・。


